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京都府長岡京市  [寅]

撮影場所を決めるため、竹の名所を回った。京都近郊で竹の名所と言えば、やはり嵯峨野の竹林である。吹き渡る風の音も心地よく、源氏物語や平家物語の世界へすぐにトリップできそうな名所である。
しかし、ここはあまりに名所。悪いことをするわけではないが、あまり目立つのも。。。さらに、基本的な問題点として、嵯峨野の竹林は延々垣で遮られているため、中に入っての撮影が自由にできない。
どこかに撮影許可の届けを出して。。。という大げさなものではない、個人的な作品撮りなので、ちょっと入って、ちょっと撮らせていただきたいだけなのである。

竹林を想像するとき、浮かぶ風景は天に向かってすっきりと伸びる幹の清々しさや、青空を覆う葉の様子だったりするが、今回の竹林探しのポイントは「足もと」である。竹林の中に佇むショットには道路や垣が入っては困る。

そうこう探すうち、きれいな竹林を見つけた。タケノコの名産地、京都府長岡京市の竹林である。藁できれいに整地された竹林はまさにうってつけ。垣もあるが、うまい具合にほころび箇所があり、らくらく中に入れる。
多少うっそうとはしているが、人家もほど近い。近くの西山ではわらび取りにいった主婦が殺害され、いまだ未解決の事件が起こっている。安全性だけは確保しておかねば。あまり入り込まず、声が人家まで届きそうな範囲内で場所を探す。

しかし、藁敷きの地面って、かなり走りにくい。傾斜面だし。万が一のため、ある程度走る練習はしておく。
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