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逆鱗に触れる [辰]

西洋で退治される龍も、東洋では神である。龍退治の話は日本にもないではないが、だいたいにおいては人々は降雨祈願のお供えをすることはあっても、武器をもって対峙することはまれである。なぜって。下手に手をだして逆鱗にふれるのを恐れるからである。

逆鱗というのは龍の身体に81枚あると言われる鱗(ウロコ)の、喉にある逆さまの方向をむいた一枚のことである。普段は穏やかな龍でも、この逆さになった鱗に触れられるのを極度に嫌い、触れたが最後、猛烈な怒りの対象となってしまうのである。

絵に見る龍の鱗は魚のように波模様が多いが、私が龍を作る時は、剣先のように尖った鱗にすることが多い。、龍と同じく、神聖なものとされる日本の刀を彷彿とさせるようだから。エッジが丸いよりも、尖っていた方がダメージが強そうだし。。。といっても、私自身が逆鱗に触れるような場面には決して遭遇したくない。


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