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宮崎県都井岬 [午]

今回のロケは2泊3日の泊まりがけである。2日目は在来馬の御崎馬で有名な都井岬へ向かう。野生馬に囲まれてのショットもいいな。。。と思ったからである。
阿蘇から都井岬へ、およそ250キロ、熊本から宮崎という同じ九州の隣県とはいえ、九州の縦半分以上の距離である。とにかく車を飛ばす。九州自動車道から宮崎自動車道へ乗り換えるころから一気に南国ムードは高まる。国道の街路樹はくだんのフェニックス。国道は一旦鹿児島を通り志布志市を通過する頃から海沿いの道となる。そして再び県境を越え、宮崎県串間市都井岬へ!ちなみにモデルはこの日、ホテルで髪の毛と化粧をある程度済ませ、助手席に座っていた。なにしろ化粧コンセプトは「炎馬」であるから、アイラインもリップの色もかなりはっきりしていた。国道で対向車のおじさんがこちらを見ながらぎょっとした顔でハンドルを切り損ないそうになった。ぶつかられなくて本当によかったが、おじさん、おどろかせてごめんね。

そして都井岬に到着。

いたいた、愛嬌のあるちょっとダックスフントをおもわせるような御崎馬が私たちを出迎えてくれた。ほぼ自然の状態で、あまり人手を加えることなく保護されているということである。私達がしばらくいる間に数頭が近づいてきたが、ある一定以上は近づきすぎることもなく、適度に距離を保っていた。彼らは見るからに温厚そうで、平和が漂っていた。
PIM0021.jpg


しかし。それでは私の炎の馬にはマッチしないのである。撮影はあきらめて、貴重な在来馬との時間を楽しむことにしたのであった。

ちなみに付近に白蛇様を祭った神社があった。鳥居も簡素な感じで、構えの小さな神社である。本殿(?)では実際に白蛇様を見ることができる。

もともとこの地には大樹がうっそうとしげり、沼地には大蛇がすんでいて住民や家畜に危害を加えていたそうである。村の若者達が中心となって、大蛇退治に出かけ、燃え盛る松明を大蛇の口に投げ込んだところ、大蛇は炎のような血潮を吹き出して息絶えたそうである。その後その村で白蛇を見た人が現れ、きっと大蛇の生まれ変わりが神の使者になって現れたのだろうと噂が広がったそうである。そんな話も忘れかけられた頃、平成6年に白蛇が再び発見され、それ以来この地にてお奉りしているということである。

白蛇は,財宝の守護神である弁財天の使いであり、白蛇を用いて財を成すといわれるらしい。ちょうど去年が巳年で、白蛇をイメージした衣装であった。弁財天の使いで、財宝の守護神であるとは去年の段階では知らなかったが、偶然にも岩屋の前でとったイメージにはぴったりとハマる。巡り合わせの幸運に感謝しつつ、白蛇様を後にした。


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