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撮影: 滋賀県高島市マキノ町/1日目 虹、曇り後雨 [亥]

まず「里山」を探す。棚田など広がっていれば理想的である。里山、棚田は思ったより全国に点在する。それぞれ地元の方達の保存活動によってその風景を保たれている。里山、棚田は共に常の手入れが必要で、農家の高齢化や休耕田の増加など、景観保存には大変なご苦労を伴うことだと思う。米作りなど、里山、棚田での参加活動を呼びかけているところも多く、私も今にぜひ参加したい。

さて、その中の一つ、滋賀県高島市マキノ町に下見に向かう。マキノはどちらかというとスキー場として知られているかも知れない。
国道161号線をひたすら北上。。。マキノは琵琶湖の北端に近い、桜の名所である海津大崎の手前にある。国道を走っていると前方に大きな虹。
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メタセコイヤ並木を中心に、その辺りをぐるぐると回る。のどかな田園風景が広がり、「猿用爆竹 あります」なんて、看板が立っていたりする。猪のでそうな風景を探しにきたんだけど、猿も出るんだ〜などと言っている間に。。。。

虹がかかるのは雨の後だと思っていたのだが、雲行きがだんだんあやしくなってきたのだ。一応衣装一式持参で来ているのだが、空は鉛色、雨は。。。

「無理だね、これは」
カメラマンとモデル、顔を見合わせる。2度参りのジンクス、今年も出たか、というところである。一時間程車内で待ってみたが、天気は変わりそうにない。あきらめて道の駅で地元の新鮮野菜を買いに走った。

福井から琵琶湖へ出る161号線で、はじめて琵琶湖が見えるという追坂峠にある道の駅は、なかなかスグレモノである。新鮮野菜が置いてあるし、琵琶湖を眺められる飲食スペースでは、その昔、越前から琵琶湖へ向かった旅人がこの峠を超えて琵琶湖を初めて目にしたときの感動に思いを馳せたりできる。

また、メタセコイヤ並木添いにあるマキノピックランドもでも新鮮野菜は充実した品揃えである。道の駅大好きのカメラマンとモデルにはたまらないお楽しみ場である。

ちなみにこのメタセコイヤ並木、地図で見ると、マキノ町の中で、この並木に当たるところだけが不自然なくらいまっすぐに伸びている。もともと第二次世界大戦の時に戦闘機の滑走路として作られたそうである。今では並木沿いにはのどかな果物畑や椎茸の原木林(?)が広がり、戦闘機の走る姿などは想像できない。平和は本当にありがたいと思う。
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車内より 薄曇りのメタセコイヤ並木


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