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ロケ地探し2 那須茶臼岳 [丑]

次の候補地は那須茶臼岳である。次のイメージは噴煙吹き上がる中の荒涼とした風景。。。麓には殺生石もあり。。。

11月22日。東京の目黒区から出発。今回のロケは初めてのレンタカーである。なかなか快適だ。目黒から那須茶臼山までは約200km。首都高速からは富士山が遥かに見えた。快晴。幸先がいい!東北自動車道に乗り継ぎひたすら那須へ向かって走る走る。。。。

一般道に下り、那須エリアに入った頃から雪がちらつきだした。

「雪が降ってる???」
「なんか。。。対向車、さっきからみんなスノーチェーンつけてる。。。」

那須湯本に入ってからは雪は本格的になりだした。余裕で積もっているのだ。

「どうする?スノーチェーンなんてないよ」
「ううん。。。」

悩む必要はなかった。ボルケーのハイウェイの入り口で

「この車、チェーンつけてないね、はいUターンして」

と、あっさり追い返されてしまったのである。後ろにいた横浜ナンバーも同じ運命に。。。

ボルケーノハイウェイの後、山麓駅からロープウェイに乗って山頂へ行き、そこから徒歩で20分程の無限地獄と呼ばれる地点で撮影をする予定だった。無限地獄は始終ガスが立ち上っているところで、「あまり立ち止まらないように」との注意書きがされているところである。事前に見た写真では生命の存在が全く感じられないような荒涼とした雰囲気で気に入ってしまったのだ。

「事前に着替えてね、コート着て、その場所に行ったら、さっとコートとって、さっとポーズとって、ちゃっちゃと済ませようね」

と事前に打ち合わせまでしていたのに。。。。ボルケーノハイウェイにさえ乗れないとなると、那須行きは全くの徒労に終わってしまった。

ハイウェイのすぐ隣に「殺生石」エリアがある。柵で区切られた殺生石の周りでは、ウサギや狐などの小動物は数分で死んでしまうそうだ。この日も地元の登山家の有志のかたが、殺生石の付近の見回りをしていた。「入るな」との注意書きがあるにもかかわらず、年に何人かは柵の中に入り、毒ガスで意識を失ったりする事件があるそうだ。
毒ガスは空気より重いので、大人の場合は写真をとるために屈んだ時などにやられてしまうらしい。注意書きがあるのだから。。。。自業自得だよね。。。
P1130649.JPG

P1130651.JPG


ガスは目に見えないので、今ひとつ危険を感じられないのかもしれない。しかし、柵にはめこまれたお賽銭(?)をみると、ガスの威力を見ることが出来る。アルミの一円玉などは数日で写真のようになるそうだ。
P1130652.JPG


無限地獄の撮影は中止で正解だったのかも知れない。。。。
P1130648_2.JPG
殺生石エリアの石地蔵群

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