虎の目猫の目どっちの目? [寅]
余談であるが、現存する屏風等における虎の描写について、作者が本物の虎を実際にみたことがあるかどうかの見分け方。。。。虎はネコ科である。猫の瞳孔は基本的に縦線のように細長いアーモンド型で、光の加減によって丸くなったりする。昔の人は「猫の目時計」などといって結構重宝したらしい。
忍術の本にも猫の瞳孔の大きさによる時間の見分け方のノウハウが書かれている。しかし、猫族とはいいながら、虎の目は常にまん丸であるらしい。だから、もし縦型瞳孔の虎が描かれていたとすれば、それは猫のイメージを巨大化して描かれたものなのである。だからといて見ていないからその虎は嘘かというと、そうではない。想像であるからこそ、現実を超えた圧倒的な迫力で描かれている傑作はいくらもある。それらの画家がどういうふうに虎を想像していたかを想像するのもまた醍醐味であるように思う。
長沢芦雪 「虎図襖」
ちなみに虎の額の縞模様を「王」の字を象って描かれることがある。
百獣の王、虎にあやかる威厳や権威の象徴らしい。
忍術の本にも猫の瞳孔の大きさによる時間の見分け方のノウハウが書かれている。しかし、猫族とはいいながら、虎の目は常にまん丸であるらしい。だから、もし縦型瞳孔の虎が描かれていたとすれば、それは猫のイメージを巨大化して描かれたものなのである。だからといて見ていないからその虎は嘘かというと、そうではない。想像であるからこそ、現実を超えた圧倒的な迫力で描かれている傑作はいくらもある。それらの画家がどういうふうに虎を想像していたかを想像するのもまた醍醐味であるように思う。
長沢芦雪 「虎図襖」
ちなみに虎の額の縞模様を「王」の字を象って描かれることがある。
百獣の王、虎にあやかる威厳や権威の象徴らしい。
2008-12-02 22:30
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)
コメント 0